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夢見る少女じゃいられない


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僕の名前は、イシュ・ライライ。

一人称は、”僕”

よく間違われるけど、女の子だ。

でもそれは不思議なことじゃない。

この世界に降り立った時、僕は”男の子”だったんだ。

男の子であることに抵抗はなかった、それが自然だと思っていたから。

でも、ある時を境に僕は変わった。



ある日、僕の目の前に胡散臭いララフェルが現れてこう言った。

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『 これは世間に出回っていない薬でさ…なぁに、ちょっとしたコネがあってね。飲むと人生が変わったかのような気持ちになれるんだ… どうたい?一本… 』


青く輝く明らかに怪しいその薬は得体のしれないものだった。

普通なら手をだすことなどないだろう。

でもこの時、僕は人生に少し退屈していた。

こういうことを”魔が差す”というのだろう、多額の代金と引き換えに僕はその薬を手にしてしまった。



その日の夜のこと。

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思い切って、その”青く輝く液体”を一気にに飲み干した。

…これといって変化は起きない。

『 騙されたか…あのクソララフェルめ… 』

今更腹を立ててもどうにもならない。

怒りを鎮めるために、その日は眠ることにした。



…朝を迎え、いつも通りに起きる。

だが、いつもと”何か”が違う。

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鏡を覗き込むと、そこには自分に良く似た”ララフェルの女の子”が写りこんでいた。

『 これは…まさか、昨日の液体の効果…? 』

後から知ったことだが、その青く輝く液体は”幻想薬”という代物らしい。

飲んだ者を、己の本当に望む姿に変えてしまう禁薬だとか。

そんな代物をあのクソララはどこから…いや、今はそんなことはどうでもいい。

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今目の前にあるのは、飲み干された空き瓶と、自分が女の子になってしまったという事実だけだ。



…だがしかし、不思議なことに女の子になってしまったことに抵抗はあまりなかった。

しっくりとくるこの身体…”本当の自分”を見つけられたかのような、そんな気持ちだった。

そしてこの日から、僕は女の子として生きていくことを決意する。



”まだ見ぬ幻想”を胸に抱いて…。




…それから数ヵ月がたった。

今ではすっかりこの姿での生活にも慣れていた。

そんな時、再びあの胡散臭いララフェルが目の前に現れた。

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『 …どうやら、新しい生活は楽しめているようだね。薬は気に入ってくれたかい?もし君が望むなら、もう一度幻想を見せてあげるよ… 』


幻想薬は危険な薬だった。

そんな副作用があるかもわからない、次も無事で済むとは限らない。

…でも、この時再び僕に”魔が差した”



女の子として生きることに抵抗はなかった。

でも女の子として生きると、また新たな”幻想”が生まれた。

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完璧なスタイル、すらっと伸びた手足、目鼻立ちのスッキリした顔立ち…。

目に映るもの全てが僕の”幻想”になっていた。

今の姿が不満だったわけじゃない。

でも、あんな風になれたら…そんな憧れが、また”青く輝くその薬”に手を出させていた。

その夜、新たな幻想を抱いて僕は目を閉じた。



…ふと気づくと、僕の意識は知らない空間にいた。

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『 あれは…僕…? 』

そこには自分とうり二つのララフェルの姿あった。

問いかけても返事はない。

僕は幻想薬を飲んで眠ったはず…起きたら思い通りの世界にいるはずなのに…。

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自分の幻想を思い描くと、その自分に似たララフェルは、その幻想と同じ容姿に姿を変えた。

『 …まさか、あれは幻想の中の僕…? 』

僕が思い描く通りに次々に姿を変えていく”もう一人の僕”

そんな夢のような世界で、僕は心ゆくまで幻想を楽しむ。

理想の種族、スタイル、顔、全てが思うがままだ。



だがしかし、1つだけ思い通りにならないことがあった。



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”ララフェルの胸囲”

これだけは、どんなに思い描いたとしても、もう一人の僕はピクリともしない。

どんなに小さく思い描いても、どんなに大きく思い描いても、だ。



”胸囲を選ぶことが許されない”

それはララフェルという種族が背負ったあまりにも大きな十字架。

そんな真理を、僕は知ってしまった。

でもここは僕の”幻想の世界”

僕には今、そんな十字架に別れを告げる力がある。

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『 もう、夢見る少女じゃいられない 』

新たな幻想を胸に、再び僕は目を閉じた。



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…朝が来た。

ここは…現実…?

そうだ、あの”思い描いた幻想”…それが手に入ったはずだ!

ベッドから飛び起き、鏡を覗き込む。

そこには…




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幻想から目覚めた”本当の自分の姿”あった。



幻想薬。1回1000円。

ご利用の際は、くれぐれもお気を付けください。




夢見る少女じゃいられない - 完 -





あとがき


えー…今日は土曜ですね、土曜といったら、週刊 トレンドエオルゼア!発行日なんですけど…毎週これ言ってるような気がします…w

そうです、今日も間に合いませんでした…というより、Vol.11に関しては少しやりたいことがあるので、現在その打ち合わせ中です。

なので今週はお休みを頂いて、来週の更新とさせてください!ごめんなさい!

さて、今回もいろいろやりたい放題のお話を書かせていただきました…w

手元に残っていた幻想薬がふと目についたのがこの話を書くきっかけでした。

何か他の種族、ララフェル以外のすらっとした女の子にしてみたいなぁと思いを巡らせているうちに、幻想薬ってそもそもどういうものなんだろうと考えていきました。

もしそれが、本当に姿を変えるものなのではなく、何か幻を見せるだけの危ない薬だったら…そしてその効果が切れてしまったら…そんなことを考えながら書きましたw

そして最後のSS、お気づきでしょうか。

捨てキャラではなく、メインキャラで撮影しているということに。

そうです、今現在、僕はこの容姿になっています…w

手元に幻想薬がないので明日ウェブマネーを買ってくるまではこのままです…。

幻想薬、恐ろしい薬…。

本日は皆様のお時間を無駄に頂いてしまったことを深くお詫び申し上げます…w

では今日はこれにて!




つづけ!





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[ 2015/04/04 12:51 ] FF14 | TB(-) | CM(6)

身体はりすぎw
いしゅさんのブログのオチに対するその心意気にGJ(๑•̀ㅂ•́)و✧
[ 2015/04/04 20:02 ] [ 編集 ]

盛大に吹き出してしまいましたwww見に行かねば!
[ 2015/04/04 20:15 ] [ 編集 ]

朝から爆笑ですたwww最高です(o´∀`)b
[ 2015/04/05 09:18 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ぱんさんこんばんわ!

喜んで(?)もらえたようで良かったですw
身体張った甲斐がありました!w
実際にお見せできなかったのが残念ですww
[ 2015/04/05 23:53 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます!

周りに人はいなかったですか?w
ずっとチョコボヘッドで隠していたのでもし見に来ていただいてたのならごめんなさいでしたw
[ 2015/04/05 23:57 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ランナさんこんばんわ!

通勤電車とかではなかったですか?w
喜んでいただけたのならやった甲斐がありましたw
期間限定ボウス終了です!
[ 2015/04/05 23:59 ] [ 編集 ]

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